第10回石垣島マラソンが1月22日(日)、石垣市中央運動公園を発着とするフルマラソン、23キロ、10キロの3種目で行われました。
この日の天候は雨時々曇り、スタート時の気温17.1℃、湿度90%、北北東の風7.4メートル。気温は午後2時には16.3℃に下がりました。ランナーは全国各地から3690人出場、完走者は3281人。(完走率89%)今年も競技場観覧土手に農林高校の協力で伴ネットのテントが設置され、手数料500円で荷物を預けたランナーにはあちこーこー(熱々)の牛そばが振舞われました。
12月3日(土)、障害者週間の集いが国立劇場おきなわで開催され、伴ネットは、平成23年度
沖縄県福祉のまちづくり推進功労者として、県知事から奨励賞表彰を受けました。表彰式へは、大見謝辰男会長、金城和徳ロープランナーズ会長、八重山支部から浦浜元光副支部長、圷寿男広報担当事務局員が出席しました。
表彰理由は次のとおりです。
「視覚障がい者の伴走や伴歩のボランティアとして、週2回の視覚障がい者ランナーとの練習をはじめ、県内外の各種マラソン大会への参加、全国伴走仲間交流集会の開催、行政との協働など精力的に活動し、県内マラソン大会で視覚障がい者ランナーのノーマライゼーションを実現したことが評価された。また、活動継続のため伴走ボランティアの負担軽減や走力アップを図るとともに、講習会などで伴走技術及び知識を普及しており、視覚障がい者ランナーの社会参加が広がっている。」(「本部だより29」より)
☆大見謝会長へのインタビュー
11月12日(土)、第19回与那国島一周マラソン大会が開催されました。あいにくの雨で、スタート地点のグラウンドは水浸しと、コンディションの悪い中でしたが、全員完走できました!
沖縄県視覚障がい者福祉協会の交流派遣事業で本部から9名(視覚障がい者4名)、八重山支部から4名(視覚障がい者1名)が11月3日「ぐんま県民マラソン」に参加しました。
沖縄の視覚障害ランナーを群馬が、群馬の視覚障がい者を沖縄が伴走し伴走交流で
4.2195キロの部、10キロの部、ハーフの部をそれぞれに楽しんで走りました。
沖縄から参加した私達は招待選手として紹介され、1万人の拍手を受けました。
10月30日(日)、バンナ公園せいしかの橋周辺で「襷つないで5時間走」を行いました。会員23名と伴走体験希望者2名参加。1.7kmの周回コースを5時間でたすきは27週、全員で走った総距離は391kmにもなりました。
10月23日(日)、運動公園にて行われました。
会員からは浦浜さん、後藤さん、堀さんが参加。
「伴走伴歩講習会」が7月10日、17日、24日、31日 午前9:00〜10:00 バンナ公園南口駐車場で行われました。受講生、7名。とても充実した講習会になりました。
以下、講習会実施要項
伴走(ばんそう)・伴歩(ばんぽ)って何?
一人では走ったり歩いたりすることができない視覚障がい者と一緒に、ランニングやウォーキングを楽しむスポーツボランティア、それが伴走・伴歩です。
この度、伴走伴歩技術の普及と障がい者スポーツに対する理解を深めていただくために、伴ネットやいまでは石垣市体育協会の主催で「伴走伴歩講習会」を開催します。
目が不自由な為に、風を感じて走ったり、さっそうと手を振って歩くことが困難な方がいます。あなたのアイをちょっとだけわけてください。
「ちょっと体験してみたい!」「石垣島マラソンで伴走してみたい!」「走るのは無理だけど一緒に歩いてみたい!」など伴走伴歩に興味があればどなたでも受講できます。
視覚障がいの方の参加も大歓迎です。多くの皆様の参加をお待ちしています。
1 日時: 7月10日、17日、24日(日)全3回 午前9時〜10時
2 集合場所: バンナ公園南口駐車場
3 対象: ウォーキング・ランニング愛好者10名
4 講師: 伴ネットやいま会員
沖縄伴走ランナーネットワーク会長 大見謝辰男(24日のみ)
5 講習内容: 10日 オリエンテーション・アイマスク体験・日常のエスコート
17日 伴走伴歩実技基礎
24日 伴走伴歩実技応用
31日 予備日
4 受講料: 無料 (保険は当会で行事保険に加入します)
5 申し込み・問い合わせ: TEL 84-2211 石垣市社協ボランティアセンター(玉盛)
6 締め切り: 7月8日(金)
7 備考: 小雨決行
8 主催: 石垣市体育協会
9 主管: 沖縄伴走ランナーネットワーク八重山支部(伴ネットやいま)
「障がい者・ウォーク&ラン指導および伴走者スキルアップ教室」が2月27日(日)、健康福祉センターで行われました。
以下、募集要項。
経験豊富な講師陣が目の不自由なかたにウォーキングやジョギングを指導します。それをサポートする伴走者の皆さんには安全で快適なウォークやジョギングを 提供する伴走技術や気配りなどを伝えます。
走力や経験に関係なく、目が不自由でも外に出て風を感じましょう!!
伴走者は恒常的に不足しています、貴方 のお気持ちを少しだけ不自由なかたにわけてください!
日時: 2011年2月27日(日) 午前9時から12時
会場: 福祉センター研修室&運動公園
内容: 視覚障害とは、見え方の認識や注意点など
実技指導講義・実技
視覚障がい者・晴眼者のウォーキングおよびジョギングの基本
伴走技術の基本および心がけることなど
参加費: 500円(資料・保険料込み)
注意事項: 軽い運動ができる格好でご参加ください
スポーツ保険に加入しますが、それ以外の責は負うことができません
申込み: 先着20名 2月24日(木)締め切り
申込み先: 石垣市社会福祉協議会(担当:玉盛)
Tel: (0980)84-2211
Fax: (0980)84-1199
主 催:NPO法人 日本スポーツボランティア・アソシエーション(NSVA)
共 催:沖縄伴走ランナーネットワーク・八重山支部(伴ネットやいま)
講 師:(予定)
鈴木 邦雄(NSVA理事、日本盲人マラソン協会・理事、NSVAウォーキング指導者
宇佐美マラソンスポーツ研究所・主任研究員)
小黒ミホ子(NSVA理事、NSVAウォーキング指導者)
この事業は、笹川スポーツ財団の助成金(スポーツエイド)の交付を受けて実施しました
第8回市長とランチミーティングは14日、庁議室で沖縄伴走ランナーネットワーク八重山支部「伴ネットやいま」(平良常支部長、会員37人)の会員14人が石垣島マラソン大会について中山義隆市長と意見交換した。
ハーフ、10キロの制限時間延長、車いすの部の創設、聴覚と視覚に障害のある参加者については伴走者2人の参加費免除、来年の10回大会のゲストランナー招聘(しょうへい)を提案した。
伴走者2人について現在1人は免除されているが、中山市長は「これはすぐできそうだ」と答えた。ゲストランナーについても前向きに応じた。制限時間の延長や車いすの創設について今後の検討課題とした。
最後に中山市長は「障がい者も参加しやすい大会にしたい。運営上厳しい面もあるが、できるだけ要望に応えたい」と話した。
八重山毎日新聞2011年2月15日号より
フルに3人、ハーフに2人、10キロに2人の視覚障がい者が伴走者のロープを頼りに走った。
うち北海道旭川市から訪れた太田順子選手(69)は10キロに挑戦した。4度目。糸木浩之さんの伴走で1時間15分08秒でゴール、年代別で13位に入った。
北海道では雪がひどくて屋外で練習はできず、ルームランナーでトレーニングした。完走に「ホッとした」と紅潮した顔に笑みを浮かべた。
「人が温かいのでまた来ます。伴走ランナーがきめ細かく言葉をかけてくれるので身も心も安心して走れる。来年は70代で優勝を目指したい」と話した。
八重山毎日新聞2011年1月24日号より
石垣島マラソン YouTube「10kコース、スタートの様子」
「太田さん&糸木さんペア」と「小浜さん&藤原さんペア」が映ってます。
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